一般社団法人ペットフード協会に犬、猫を飼育するのにかかる月毎の平均支出についての資料があります。それによると、犬と猫それぞれにかかる費用は、約14,000円と約8,000円であることがわかりました。(https://petfood.or.jp/data/chart2023/7.pdfを参考にしました)

あくまでも目安としてなのでそれぞれの家庭でペットに関する出費を表などにまとめ、計算してみるのが良いでしょう。

ペットも動物なので当然病気にかかってしまうこともあります。ペットの普段と違う様子に気付き、すぐにでも動物病院に連れて行きましょう。そのためにもペットがかかりうる病気について勉強しましょう。また、飼う動物にはその種類ごとに体質が違います。犬ではタマネギを食べてしまうと中毒を起こしてしまうように、人は大丈夫でもペットにとっては毒になるものもあります。また、住んでいる環境も違うので適した室温に湿度を保ち続けることも頭に入れましょう。そして飼い主についても、飼育できなくなった時に代わりに世話をしてくれる人を見つけておいたり、買い始める前にはアレルギー検査も大切になります。

ペットを長い間一人にしてしまうとそれだけでストレスになってしまい、不安になることもあります。猫や鳥などは１日程度なら留守番も任せられますが、犬の場合、排泄の手伝いが必要な子がいたり、散歩に連れて行く、さらにそもそも一人でいることが苦手なので結果的にかける時間が多くなります。ペットが一人にならないよう長期の旅行などではペット可のホテルを選んだり、預けるなどの対処も考えておきましょう。また、ペットが歳を取ってきて介護が必要になることもあります。自分で体を自由に動かせないのでお世話の負担と時間が多くかかりますが責任をもって最後まで面倒を見ましょう。